電気代って光熱費のなかでも一番高くなりがちですよね。
冬の間はガス代も高くなりがちなので、1月2月は一年のなかでも一番光熱費がかかる月になります。
それでも無駄な電気代がかかっているとしたら、少しでも省きたいものです。
そこでこの記事では
▼一人暮らしの電気代の値段
▼電気代の節約のコツ
についてまとめています。
またこの記事の最後では仕事で忙しいあなたへ簡単にできる節約情報についてまとめています。
▶電気代の節約をできるだけ簡単にしたいと思ったら、ここをクリック(下へジャンプ)
一人暮らしをしている以上ある程度は生活費はかかってしまうものですが、できるかぎり簡単に節約できるところは節約をして、自分につかいたいものに使いましょう!
目次
そもそも一人暮らしの電気代ってどれぐらい?
2018年の総務省統計局がまとめた単身世帯のデータからみていきましょう。
季節差・地域差があり、全国平均では一ヶ月5,675円
電気代は調べていると地方ごとにまったく違いました。
北海道・東北 | 5,718 |
---|---|
関東 | 5,489 |
北陸・東海 | 6,125 |
近畿 | 5,859 |
中国・四国 | 5,846 |
九州・沖縄 | 5,261 |
意外かもしれませんが、一年を通して一番電気代がかかっているのは北陸・東海地方。
私もびっくりしましたが、北陸東海は夏はとっても暑く・冬はとっても寒いという極端な気候のせいでしょうね。
北海道・東北は冬は長いですが、それ以外の季節は涼しいんでしょうね…
あなたはいかがでしたか?
基本料金の見直しがまず最初にするべき節約です
ここでは基本料金についてまとめています。
電気の基本料金ってどんな仕組みになっているかしっていますか?
電気の料金は
基本料金+使った電力分の料金
です。
基本料金でどれだけ値段がかわってくるか下の図を東北電力のHPから引用させてもらいました。

どこで基本料金はわかる?
毎月もらっている電気の使用量のお知らせに契約アンペアがかいてあるので、比べてみましょう。

メールで受け取っている人はメールからわかるようになっているはずなので、確認してみてくださいね。
一人暮らしの妥当なアンペアって?
基本料金についてはわかったとは思いますが、一人暮らしの妥当なアンペア数っていくらなんでしょうか?
一気にどんな家電を使うかによります
簡単に説明すると
契約アンペア=一気に使える電力限界値
のことです。
家電によって使うアンペア量があります。
エアコン(10畳用) | 冷房5.8A 暖房6.6A |
---|---|
電気カーペット(3畳用) | 1/2面 4A 全面 8A |
テレビ 液晶42型 | 2.1A |
ヘアードライヤー | 12A |
冷蔵庫(450L) | 2.5A |
電子レンジ | 15A |
ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯時 2A 乾燥時 13A |
この表だけで考えると冷蔵庫はいつもつけているので常に2.5A使っています。
冷蔵庫(2.5A)+ドライヤー(12A)+エアコン(6.6A)+電子レンジ(15A)=36.1A
を同時に使っていたとしたら契約アンペアが20A・30Aだとアウトです。
ブレーカーがおちます。
まあ一人暮らしだったらこんな使い方はめったにしないと思います(笑)
現実的に考えても一人暮らしだったら20Aあれば十分ですよ。
ブレーカーが落ちすぎると家電・とくに冷蔵庫が壊れるので、絶対だめですよ!
生活スタイルにあったプランを選んでいますか?
数年前にあった電力自由化。
それをきっかけにして最近では生活スタイルごとに電力会社がオトクなプランを打ち出しています。
これを利用しない手はありません。
あなたの生活スタイルにあったものを選んだほうがいいのです。
一日中家におらず、夜寝るだけ帰ってくる人が一日中おなじ金額の電力プランにしていたらもったいないですよね?
ちゃんと節約をしようと思ったら電力料金の比較はしておいたほうがいいです。
家庭のなかで一番電力を消費しているものとは
まずは電気の節約をするまえに一番電力を消費しているものをしって、優先順位をつけていきましょう。
経済産業省のエネルギー庁のHPより引用しました。
1位 冷蔵庫 (全体の14%)
2位 照明器具 (全体の13.4%)
3位 テレビ (8.9%)
4位 エアコン (7.4%)
5位 電気温水器(給湯器)(5.4%)
以下 温水洗浄便座 食洗機 パソコン など
この順番で電気の節約対策を次にまとめましたので、参考にしてみてください。
電気代の節約のコツまとめ
それぞれのコツをみていきましょう!
冷蔵庫編
温度調節設定
冷蔵庫内って温度調節ができるってしっていましたか?
買ったときはだいたいデフォルトで強か中に設定されています。
弱にしても冷蔵庫の機能は果たしてくれるので、確認してみましょう・
設置方法
冷蔵庫を壁から離して置いていますか?
メーカーによって変わるとは思いますが、壁からある程度離しておかないと放熱がうまくできず、余計にお金がかかってしまいます。
環境省が推奨しているのは壁から5cm離すこと。
また冷蔵庫の上にものをおくと熱がたまりやすく、電気代がかかってしまいます。
できるかぎりものはおかないようにしたいものです。
照明器具編
これはいわなくても皆さんが意識していることだと思います。
必要のないときは消しておきましょう。
テレビ編
一人暮らしの人は昼間は外だと思うので、つけないかとは思うのですが念のため節約方法をまとめました!
画面を明るすぎてないか確認しよう!
テレビもスマホと一緒で画面が明るいと消費電力が大きくなります。
テレビのメニューから設定して明るさを設定しなおしましょう!
画面が大きいとそれだけ消費電力が大きくなります。
テレビが大きければ、それだけ消費電力が大きくなります。
テレビを買う際にかかる消費電力を意識して買いましょう。
疑問:主電源は消すべき?
この記事をかいている人(アラサー)が子どものときはよく
「主電源は消しましょう!」
といわれてきました。
私も子どものときは律儀に消していたものです。
しかし最近のテレビはとても優秀で、主電源を切ったほうが消費電力が多い場合もでてきました。
Panasonicの公式HPにも
本体で電源を切るのと、リモコンで電源をオフするのとでは、どちらが節電になりますか?
本体で電源を切るのと、リモコンで電源をオフするのとでは、消費電力はほとんど変わりませんが、本体の電源を切ることで微量ながらリモコン信号を受ける為の待機時電力を節約することができます。
ほとんど変わらないと回答しています。
あなたのテレビがめちゃくちゃ古いものだったら、主電源は消したほうがいいです。
でも新しいものだったら気にしないで、別のところを節約したほうがよっっぽど効果がありますよ!
エアコン編
夏と冬はかなりかかってくるエアコン代。
しっかりコツをおさえましょう。
1度の差が大きいので、体調を崩さない範囲の温度を設定しよう。
環境省は夏は28度、冬は20度を推奨しています。
が、私は個々人によって温度はかわるので厳しく自分にあった温度を探すべきだと考えています。
なぜならエアコンの温度=室温ではないからです。
エアコンによって違うので一概にはいえませんが、エアコンにはセンサーがついていて、そのセンサーの位置の温度を設定温度にしようとするのです。
28度に設定しても暑かったりするのはそのせいです。
最近では夏でも27度以下にする会社がでてきましたね。
結局エアコンでどんなに気温をまもっていたとしても体調を崩すなら、節約の意味がないのです。
一回の医者代がなによりも高いのです。
それに時間ももったいないですよね。
こまめに温度調節はするようにしましょう。
こまめなオンオフは逆効果!
温度調節の話をするとよく話題になりますが、
『エアコンってつけっぱなしのほうがいいの?』
これ夏頃になるとよくききますよね。
エアコン一ヶ月つけっぱなしだったらめっちゃ安かった~とか。
たしかにこまめなオンオフのほうが電気代がかかります。
なぜならエアコンが一番電力を消費するのは、つけた瞬間~設定温度になるまでの間だからです。
室温が設定温度になると電力はグッとおさえられるようになります。
じゃあつけっぱなしがいいのか?と思いますが、やはりそれは外出する時間によると思います。
15分~30分ぐらいの外出だったら、つけたままでもOK。
でももしそれ以上の外出なら消してでかけましょう。
特に気温差が激しい夏や冬の日はつけっぱなしがいいようです。
電気温水器(給湯器)
使うときだけつけておけばOKです。
家をでるまえに消しておきましょう。
番外編:温水洗浄便座
温かい便座にしていますか?
一人暮らしだったら、100円均一で便座カバーを使ったほうが安上がりですよ。
その他
電気の引き落としにはクレジットカードを使うとポイントがその分オトクになります。
電気の節約はなかなか厳しいものがあると思ったら、電力会社をかえてみよう!
電力の自由化がはじまり、個人で自由に電力の支払いを決められるようになりました。
もし節約をこまごましたりする
電気代は電力会社のプランによっては、昼は高くても夜をオトクにできたり、色んなものがあります。
エネチェンジというサイトであなたのライフスタイルから一番オトクな電力会社を比較してみてください。
比較はいくらやっても無料なのでやってみるだけやってみましょう!
▼あなたのライフスタイルから一番オトクな電力会社をみてみよう!
さいごに
この記事では一人暮らしの電気代の節約方法についてまとめています。
色んな方法がありますが、無理をしないでできるものから取り組みましょう。
あなたには下の記事もあわせてオススメします。