
ぼくにとってお店で食べるラーメンは生きる力になってます。お店にいく時のワクワクと食べてる時の幸せ、そして食後の余韻までの流れがぼくに力をくれます。ただ空腹を満たすための食事ではありません。
好きなことは力になります。音楽でも食事でも運動でも本でもなんでもそうですが、自分の好きなものに触れてると生きる力になります。
ぼくはラーメンのなにが好きなのか考えました。
1.ラーメン屋を探すこと
ぼくの地元は嬉しいことにたくさんのラーメン屋があります。そしてどこもかなりおいしい。行きつけのお店はありますが基本的には行ってないところ中心に食べに行きます。口コミを見てここのラーメンは何系のスープなのか、おすすめはなにか、お店はどんな雰囲気かなどを調べておいしいそうなお店を発掘するのが楽しいです。
2.ラーメンを食べること
良さそうなお店を見つけたらいざ店へ。目星をつけてたメニューを頼みくるのを待つ時間は恋人を待つかのようなもどかしさ。そんな空気を味わいながら待つのも楽しい。
そして目の前にやってきたラーメン。さっと写真を撮り湯気がたってるうちにいただきます。この瞬間に心が解放されるのがわかる。ああ、うまい。たまった疲れもイライラもすーっとスープに溶けてしまったかのように感じる。
3.ラーメンを分析すること
食べながら考えることは「なんでこんなにおいしいのか」。ひとくちずつ自分の五感をフルに使って分析する時間は幸せです。スープに使ってるのは鰹節か?煮干しか?昆布を使ってるのか?などあれこれ考えを巡らせる。頭の中にスープ流し込みたい、そんな気分にかられます。
4.自分にとって「至高」のラーメンを探すこと
書きながら気づいたんですが、ぼくは最高の一杯を探してるんだと分かりました。たくさんあるラーメンのなかで自分にとって一番おいしいラーメンはなにかを探し続けることが目的なのだと。そして今でも見つかってないから食べ続けているのか。だから生きる力になってるんだなあ。なるほどなあ。でも最高の一杯ってそもそもどんなものかまだ定義できてないな。そこ考えなきゃ!
ラーメン屋巡りは一生続いていくでしょう。最高の一杯に出会うまで。まあ仮に出会ってもきっと終わらないだろうなあ。ぼくに力をくれるものだから。ああ、夜にラーメンのことなんか書くもんじゃないですね。ラーメン食べたい。